研究紹介

D3

石川 亜郷

研究テーマ

「下部白亜系義県層陸家屯単層(中国遼寧省)から産出したプシッタコサウルス(角竜類)について」

 

 前期白亜紀に生息したプシッタコサウルスの頭骨の記載を行っています。恐竜の中では最も種に富むといわれていますが、種の多様性に関して新たな知見を与えられたらと思います。

陣内 香苗

研究テーマ

「エドモントサウルス(鳥脚類)の頭骨の記載およびその成長段階の検討」

 

 CTデータや形態解析を使用し、エドモントサウルス頭骨の形態を研究します。


M2

大西 侑生

研究テーマ

「カラスにおける個体発生による脳の形態変化」

 

 カラスの生態の変移と個体発生による脳の変化変化の関係を調べています。それにより、恐竜の生態や行動の推定に役立てようと考えています。

坂根 広大

研究テーマ

「角竜類の血管神経管形態について」

 

 

 基盤的な角竜類であるリャオケラトプスを中心に、角竜類における血管神経管形態(主に上顎)の解析を行っています。

中村 冬弥



M1

金 紀新

研究テーマ

「有羊膜類の歯牙における乾燥耐性機構の解明」

 

 歯牙が口腔から露出しているワニやイノシシといった現生動物の歯の組織を研究することで歯の乾燥を防ぐ機構を解明し、得られた知見をさまざまな化石種に応用しようと考えています。通常、有用膜類は歯を乾燥から守るため口腔外軟組織(唇)を有しますが、化石種においてはいかに歯が乾燥から守られていたのかを明らかにしたいと思います。

 

幸地 佑

真貝 人和



卒業生

➣2020年 卒業

 小布施 彰太

 「下部白亜系北谷層のワニ形類の多様性」:福井県勝山市の手取層群北谷層から見つかるワニ化石の記載・分類学的研究を行い、他地域の化石種との比較からその特異性を見出しました。

 堀口 直人

 「アロサウルスにおける頭蓋の血管神経管および副鼻腔」:後期ジュラ紀に生息していたアロサウルスの頭骨をCTスキャンし、血管神経管および副鼻腔の構造を3Dモデル化して獣脚類における同構造の研究基礎を構築しました。

 

➣2021年 卒業

 佐野 瑞穂

 「トカゲ亜目の近位尾椎における機能形態学的研究」:カメレオンやヤモリなど様々な形態多様性が見られるとかげにおいて、その尻尾にある尾椎という骨の形と機能について研究しています。

  

➣2022年 卒業

 朝倉 侑也 

 「解剖学的ネットワーク分析によるトカゲ類の頭骨における進化的統合とモジュール性の解明」:モジュール性の観点から、トカゲ類頭骨の形態的多様性や進化について研究を行いました。

 

➢2023年 卒業

 坂上 莉奈

 針谷 一樹

 平良 暁子